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人種差別問題を扱った名作映画6選|世界に今なお残る課題を考える

人種差別問題を扱った名作映画6選|世界に今なお残る課題を考える 映画作品紹介

今回は、現在でもなお世界各地に残る人種差別問題を取り上げた映画作品を6つご紹介します。

アメリカ、日本、デンマーク、ボスニア・ヘルツェゴビナといったさまざまな国や民族についての作品をピックアップしています。

また、どっしりとした重厚な作品から比較的エンタメ性が高くて見やすい作品まで、幅広く厳選しています。

※本ページの情報は2026年3月30日時点のものです。
動画配信などの最新の状況は、各サービスの公式Webサイトにてご確認ください。

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①『アメリカン・ヒストリーX』 ★迷ったらこれ!

予告編 / 基本情報 / 冒頭のあらすじ

予告編

※英語版です。

基本情報

原題American History X
製作国アメリカ
公開年1998年(アメリカ)
上映時間119分
監督トニー・ケイ
脚本デヴィッド・マッケンナ
音楽アン・ダッドリー
出演者エドワード・ノートン、エドワード・ファーロングほか

冒頭のあらすじ

白人至上主義者のデレク(演:エドワード・ノートン)は、自分の車を盗もうとした黒人を射殺し刑務所に入る。

デレクの弟であるダニー(演:エドワード・ファーロング)は兄に影響を受け、兄が服役している間に、ヒトラーを英雄視する白人至上主義者の高校生になってしまっていた。

3年の刑期を終え出所したデレクは以前とは人が変わり、ダニーに突っ張るのをやめていい生徒になるよう言い聞かせる。

白人至上主義者の変化を描く

本作の主人公デレクは、あることが大きなきっかけとなり白人至上主義者になります。

そして黒人を射殺する事件を起こして服役し、出所するときには白人至上主義者ではなくなっていました。

このような変化の背景を丁寧に描き、差別する側の意識に迫っています。

「差別意識がどのように生まれるか」がリアルに描かれています

怒りや憎しみについて深く考えさせられる

本作は差別する側・される側の怒りや憎しみに焦点を当て、それらが何を生み出すのかを突き詰めて考えています。

見終わった後も引きずってしまうほどのヘビーな物語を味わいたい方におすすめの作品です。

『アメリカン・ヒストリーX』はU-NEXTで見放題配信中、AmazonプライムビデオFODLeminoでレンタル配信中です。

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②『デンマークの息子』

予告編 / 基本情報 / 冒頭のあらすじ

予告編

基本情報

原題Danmarks sønner
製作国デンマーク
公開年2019年(デンマーク)
上映時間123分
監督ウラー・サリム
脚本ウラー・サリム
音楽タークマン・ソウルジャ
出演者マハメド・イスマイル・モハメド、ザキ・ユーセフ、ラスムス・ビャオウほか

冒頭のあらすじ

デンマークのコペンハーゲンで23人が死亡する史上最悪の爆破テロが発生する。

テロから1年が経ち、政党支持率がトップになった国民運動党の党首・ノーデル(演:ラスムス・ビャオウ)は、問題の元凶は移民だと主張する。

アラブ系移民の息子・ザカリア(演:マハメド・イスマイル・モハメド)は、移民に対する激しい憎悪に接し、それに対抗する過激派組織に加入する。

排外主義をしっかりと描きつつ、エンタメ性も高い

本作は移民に対するリアルな差別描写に、サスペンスとしてうまく捻られた脚本を組み合わせています。

エンタメ作品としての見やすさも重視したいという人におすすめです。

デンマーク映画を見たことがない人もぜひ!

国民運動党の党首・ノーデルのリアルなキャラクター

排外主義的な主張を繰り返すノーデルは、極端な主張とは裏腹に口調は基本的に穏やかで、人の心に入り込むのがうまい人物です。

ただ過激なだけではない多面的なキャラクターがリアルです。

『デンマークの息子』はAmazonプライムビデオDMM TVHuluU-NEXTFODで見放題配信中です。

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③『GO』

基本情報 / 冒頭のあらすじ

基本情報

製作国日本
公開年2001年
上映時間122分
原作金城一紀『GO』(小説作品)
監督行定勲
脚本宮藤官九郎
音楽めいなCo.
出演者窪塚洋介、柴咲コウほか

冒頭のあらすじ

「在日」と呼ばれ差別を受けてきたコリアン・ジャパニーズの杉原(演:窪塚洋介)は、高校のバスケ部の試合でキレて大暴れする。

それから杉原に喧嘩を挑む者が次々に現れるようになるが、最初に挑んできた加藤という生徒と仲良くなった。

杉原は加藤の誕生日パーティに呼ばれ、そこで桜井(演:柴咲コウ)と名乗る同年代の女子に出会い、恋に落ちる。

ラブストーリーが主体

本作は杉原と桜井のラブストーリーが本筋に据えられ、そこにいわゆる「在日」や民族学校の話が組み込まれています。

杉原も桜井も強い個性を持ったキャラクターで、窪塚洋介柴咲コウの熱演が光る作品です。

2000年前後の空気感が好きな人にもおすすめ!

「自分は何者なのか?」を問う

本作は「在日」である自分が周りからどう見られるかということだけではなく、「自分は何者なのか?」という自分自身の内面の葛藤も深く描かれています。

差別を受けることだけが問題なのではないということに気付かされる作品です。

『GO』はAmazonプライムビデオNetflixHuluU-NEXTで見放題配信中、Leminoでレンタル配信中です。

\金城一紀の原作小説はこちら/

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④『アイダよ、何処へ?』

予告編 / 基本情報 / 冒頭のあらすじ

予告編

基本情報

原題Quo Vadis, Aida?
製作国ボスニア・ヘルツェゴビナ、オーストリアほか
公開年2020年(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
上映時間104分
監督ヤスミラ・ジュバニッチ
脚本ヤスミラ・ジュバニッチ
音楽アントニー・コマサ=ラザルキーヴィッツ
出演者ヤスナ・ジュリチッチほか
もとになった事件スレブレニツァの虐殺(1995年)

冒頭のあらすじ

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の最中、1995年7月にボスニアのスレブレニツァ(ボシュニャク人が多く住む地域)は国連の安全地帯のはずであったが、スルプスカ共和国(セルビア人を主体とした国)軍によって激しい攻撃を受け陥落する。

紛争前に教師をしていたアイダ(演:ヤスナ・ジュリチッチ)は、国連軍の基地で通訳を務めていた。

2万人ものスレブレニツァの市民が国連軍の基地に避難してくるが、とても基地には入り切らない。

アイダは夫と二人の息子を守るために奔走する。

ボシュニャク人とセルビア人の紛争を描く

1992年にボスニア・ヘルツェゴビナはユーゴスラビアから独立を宣言します。

しかしボスニア・ヘルツェゴビナ内にはボシュニャク人・セルビア人・クロアチア人という3民族が混在していて、独立に反対していたセルビア人はスルプスカ共和国を築きます。

対立は武力衝突に発展し、戦後ヨーロッパ最悪の紛争が起こってしまいます。

現在もボスニア・ヘルツェゴビナでは、3民族から1名ずつ選ばれた代表者が大統領評議会を構成しています

隣人と殺し合うという悲劇

ボスニア・ヘルツェゴビナ内には紛争で対立する3民族が混在していたため、紛争前には同じ生活圏で暮らしていた住民が殺し合うという状況になってしまいました。

本作でも、セルビア兵士の中にはアイダの教師時代の教え子がいます。

『アイダよ、何処へ?』はAmazonプライムビデオU-NEXTで見放題配信中、FODでレンタル配信中です。

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⑤『ソフト/クワイエット』

予告編 / 基本情報 / 冒頭のあらすじ

予告編

※予告編だけ見るとホラーな印象を受けるかもしれませんが、本編は音響でびっくりさせるようなホラー的演出はなくストーリーで恐怖を生み出している作品です。

基本情報

原題Soft & Quiet
製作国アメリカ
公開年2022年(アメリカ)
上映時間92分
監督ベス・デ・アラウージョ
脚本ベス・デ・アラウージョ
音楽マイルス・ロス
出演者ステファニー・エステスほか

冒頭のあらすじ

幼稚園教諭のエミリー(演:ステファニー・エステス)は「アーリア人団結を目指す娘たち」という白人至上主義グループを主催していた。

女性6人のメンバーが集まり、教会の談話室でグループの会合が行われる。

メンバーたちは白人以外の人種や移民に対する不満を話し合って盛り上がる。

会合の場所を移すことになり食料品店に立ち寄るが、そこで出会ったアジア系の女性と口論になってしまう。

集団心理で差別がエスカレートしていく怖さを描く

本作で起こる事件は、ささいな行き違いが発端です。

しかし白人至上主義グループという結びつきの強い集団が形成されているために、同調圧力が高まり、より過激な方向へと進んでいってしまいます。

このような行動のエスカレートしていく様子がとてもリアルに描かれています。

没入感の高いワンショット撮影

本作は途中でカットがなく、前編がワンカットで構成されています。

カメラを通して見る視点が途切れずにずっと続くため、まるで自分もその場にいるかのような感覚が味わえます。

本筋以外を削ぎ落とした92分間で構成されており、息をつく暇もない作品です。

スリラーとして完成度が高い作品です

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⑥『デトロイト』

予告編 / 基本情報 / 冒頭のあらすじ

予告編

基本情報

原題Detroit
製作国アメリカ
公開年2017年(アメリカ)
上映時間142分
監督キャスリン・ビグロー
脚本マーク・ボール
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演者ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールターほか
もとになった事件アルジェ・モーテル事件(1967年)

冒頭のあらすじ

1967年7月、違法酒場の摘発をきっかけにアメリカのデトロイト市で黒人と警官の対立が激化し暴動が発生する。

黒人客を中心に賑わうアルジェ・モーテルで、一人の黒人が外にいる州兵を脅かそうと陸上競技などで使うスターターピストルを放つ。

発砲音を聞いて狙撃だと警戒した警官によってモーテルは包囲され、激しい銃撃を受ける。

1960年代に実際に起きた事件に基づいた作品

本作の舞台は「黒人差別はいけないことだ」という認識は広がっていたものの、現実的にはまだまだ差別が多く存続していた1960年代です。

そんな時代に実際に起きた事件に基づいています。

緊迫感に満ちた展開

モーテルを包囲した警官は、モーテル内の黒人を中心とした客たちに「誰が銃を撃ったのか?」と尋問を行います。

客たちに壁に手をつかせて背後から激しい言葉で長時間行う尋問はえげつなく、何が起こってもおかしくない緊迫感に満ちています。

『デトロイト』はU-NEXTで見放題配信中、AmazonプライムビデオDMM TVFODLeminoでレンタル配信中です。

関連記事

本作のような、現実に起きた事件をもとにした映画作品は以下の記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

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◆人種差別問題を扱った名作映画6選まとめ

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①『アメリカン・ヒストリーX』 ★迷ったらこれ!
 白人至上主義者の変化を描いた、怒りや憎しみに焦点を当てた作品

②『デンマークの息子』 
 排外主義的政党のリアルな党首のキャラクターが特徴的な、エンタメ性の高いデンマーク映画

③『GO』
 ラブストーリーと「在日」が掛け合わされた、窪塚洋介✕柴咲コウの熱演が光る作品

④『アイダよ、何処へ?』
 実際に起ったボシュニャク人とセルビア人の紛争を舞台に、隣人と殺し合うという悲劇を描いた作品

⑤『ソフト/クワイエット』
 白人至上主義グループの行動が集団心理でエスカレートしていくさまを、ワンカットで収めた作品

⑥『デトロイト』
 黒人差別が多く残る1960年代に実際に起きた事件に基づいた、緊迫感に満ちた作品

動画配信状況

作品名見放題配信レンタル配信
アメリカン・ヒストリーXU-NEXTAmazonプライムビデオ
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デンマークの息子Amazonプライムビデオ
DMM TV
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GOAmazonプライムビデオ
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◆サブスク動画をテレビで楽しみたい方はこちら!

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