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【驚愕の実話】現実に起きた事件をもとにした映画6選

映画作品

今回は、現実に起きた事件をもとにつくられた映画を6作品ご紹介します!

↓目次の見たい項目をタップ・クリックすると、その項目までジャンプします

①『パトリオット・デイ』

『パトリオット・デイ』の概要

予告編

基本情報

原題Patriots Day
製作国アメリカ
公開年2016年(アメリカ)
上映時間133分
原作Casey Sherman, Dave Wedge『Boston Strong: A City’s Triumph over Tragedy』
監督ピーター・バーグ
脚本ピーター・バーグ
音楽トレント・レズナー、アッティカス・ロス
出演者マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコンほか
もとになった事件ボストンマラソン爆弾テロ事件(2013年)

あらすじ

※冒頭約50分のあらすじです。

マサチューセッツ州では、4月の第3月曜日は愛国者の日(=パトリオット・デイ)と呼ばれる祝日で、毎年ボストンマラソンが行われている。

2013年4月15日、ボストンマラソンのゴール付近で2度の爆発が発生し、多数の死傷者が出る。

ボストン市警のトミー・サンダース巡査部長(演:マーク・ウォールバーグ)が同僚たちとともに救護活動をしていると、FBIのメンバーが到着する。

FBIのリック・デローリエ特別捜査官(演:ケヴィン・ベーコン)は、この爆発をテロと判断し捜査本部を設置する。

リックはトミーと協力し、監視カメラに映った怪しい男の足取りを調べる。

こんな人におすすめ

エンタメ性の高い作品を見たい人

本作は現実のテロ事件をもとにしながらも、サスペンス・アクション映画としてエンタメ性の高い仕上がりになっています。

固すぎる作品は苦手な方におすすめです。

娯楽作品として楽しめます

さまざまな人物に焦点を当てた作品を見たい人

本作の主人公はトミー巡査部長ですが、犯人・被害者・主人公以外の警官など、さまざまな人物に焦点が当てられています。

テロ事件を俯瞰的にとらえた作品を見たい人におすすめです。

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②『チェンジリング』

『チェンジリング』の概要

予告編

※英語版です。

基本情報

原題Changeling
製作国アメリカ
公開年2008年(アメリカ)
上映時間142分
監督クリント・イーストウッド
脚本J・マイケル・ストラジンスキー
音楽クリント・イーストウッド
出演者アンジェリーナ・ジョリー、ジェフリー・ドノヴァン、ジョン・マルコヴィッチほか
もとになった事件ゴードン・ノースコット事件(1926-28年)
※内容を調べるとネタバレになるのでご注意ください

あらすじ

※冒頭約40分のあらすじです。

カリフォルニア州ロサンゼルスに住むシングルマザーのクリスティン(演:アンジェリーナ・ジョリー)は、電話会社で働きながら息子のウォルターと暮らしていた。

1928年3月10日、クリスティンが仕事に行っている間にウォルターが失踪してしまう。

同年7月20日、ロサンゼルス市警のジョーンズ警部(演:ジェフリー・ドノヴァン)から、イリノイ州デカルブでウォルターが見つかったと連絡を受ける。

クリスティンは駅に迎えに行くが、そこで対面したのは明らかにウォルターではない子どもだった。

しかしその子どもは自分がウォルターだと言い張り、ジョーンズ警部もクリスティンが動揺しているだけだと決めつける。

クリスティンはグスタヴ・ブリーグレブ牧師(演:ジョン・マルコヴィッチ)の協力を得て、ウォルターを知る歯科医師や教師の証言を集め、別人であることを証明しようとする。

こんな人におすすめ

母親の愛情にあふれた作品を見たい人

本作の主役であるクリスティンは、いなくなってしまった息子のウォルターを取り戻すために、困難に立ち向かっていきます。

その決してあきらめない力強い姿から、息子に向ける愛情がにじみ出ています。

事件よりもクリスティンを掘り下げた作品です

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③『聖地には蜘蛛が巣を張る』

『聖地には蜘蛛が巣を張る』の概要

予告編

基本情報

原題Holy Spider
製作国デンマーク・ドイツ・スウェーデン・フランス
公開年2022年(フランス・デンマークほか)
上映時間117分
監督アリ・アッバシ
脚本アリ・アッバシ、アフシン・カムラン・バーラミ
音楽マーティン・ディルコフ
出演者ザーラ・アミール・エブラヒミ、メフディ・バジェスタニほか
もとになった事件スパイダー・キラー事件(2000-01年)

あらすじ

※冒頭約40分のあらすじです。

イラン北東部に位置するイスラム教の聖地マシュハドで、娼婦を狙った連続殺人事件が発生する。

犯人はメディアに犯行声明の電話をかけ、「街を浄化する」ための殺人だと述べる。

犯人のサイード(演:メフディ・バジェスタニ)という男は、家族(妻・息子・2人の娘)を愛する一見すると普通の中年男だが、バイクで夜の街を徘徊し獲物を物色していた。

ジャーナリストのラヒミ(演:ザーラ・アミール・エブラヒミ)は現地の女性蔑視に苦しみながらも、果敢に取材を行っていく。

こんな人におすすめ

イランのジェンダー問題に興味がある人

イランは男女の格差が大きい国で、世界経済フォーラムによる調査ではジェンダー・ギャップ指数が146か国中143位です。(参考:ジェンダーギャップ・レポート 2024

本作でも、さまざまな局面でその格差が表れており、特に「娼婦を狙う殺人鬼を英雄視する声がある」という部分に問題の根深さがうかがえます。

リアルさにこだわった作品を見たい人

本作はリアルな描写にこだわってつくられています。

特に犯人による殺害シーンは目を背けたくなるほど真に迫っており、事件の残酷さを実感することができます。

心配になるぐらいリアルです……

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④『薬の神じゃない!』

『薬の神じゃない!』の概要

予告編

基本情報

原題我不是药神
製作国中国
公開年2018年(中国)
上映時間116分
監督ウェン・ムーイエ
脚本ウェン・ムーイエ、ハン・ジャニョ、ジョン・ワイ
音楽ファン・チャオ
出演者シュー・ジェン、ワン・チュアンジュ、タン・ジュオ、ヤン・シンミン、チャン・ユーほか
もとになった事件陸勇事件(2014年)

あらすじ

※冒頭約35分のあらすじです。

怪しげな男性用強壮薬を売る店の主チョン・ヨン(演:シュー・ジェン)は、妻と離婚し息子の親権を争っていたが、お金がなく困っていた。

ある日、慢性骨髄性白血病患者のリュ(演:ワン・チュアンジュ)にインドから薬の密輸を頼まれる。

その薬は白血病治療薬「グリニック」で、正規品は3万7千元するがインド製だと2千元で薬効は全く同じだという。

最初は断るが、父が倒れたためさらにお金が必要になり、チョンは密輸を決意する。

白血病患者の掲示板の管理者スーフェイ(演:タン・ジュオ)、英語が堪能なリウ牧師(演:ヤン・シンミン)、白血病患者で金髪の青年ボン・ハオ(演:チャン・ユー)を仲間に加え「グリニック」を売りさばいていく。

こんな人におすすめ

中国映画に馴染みがない人

本作はクオリティが高く、かつテンポが良くてとても見やすいため、中国映画を初めて見る人にうってつけの作品です。

一昔前の作品を見て「自分には合わない」と中国映画を避けていた方にもおすすめです。

メリハリのきいた作品を見たい人

本作は白血病という重い題材を扱っていながら、前半は非常にコミカルかつスピーディーに展開していきます。

後半ではがらっとトーンが変わり、シリアスな展開へと移っていきます。

ずっとどんより暗いわけではないので見やすい作品です

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⑤『あしたの少女』

『あしたの少女』の概要

予告編

基本情報

原題다음 소희
製作国韓国
公開年2023年(韓国・日本)
上映時間138分
監督チョン・ジュリ
脚本チョン・ジュリ
音楽チャン・ヨンギュ
出演者キム・シウン、ペ・ドゥナほか
もとになった事件韓国全州市での実習生の自死事件(2017年)

あらすじ

※冒頭約40分のあらすじです。

ダンスが好きな高校生のキム・ソヒ(演:キム・シウン)は、通信会社のコールセンターで現場実習生として働くことになる。

主な仕事は、解約しようとしている顧客に対しての引き留めで、いら立った顧客から暴言を吐かれることも多い。

会社は従業員の成績一覧を張り出し、競争をあおっていた。

ある日、コールセンターでソヒの属するチームの長が自死してしまうが、会社は「家庭内の不和」が原因だと従業員に喧伝する。

さらに、チーム長の自死について口外しないよう従業員たちは命じられる。

こんな人におすすめ

競争社会について考えたい人

本作で起こる事件の背景には、個人間・集団間のさまざまな競争があります。

切磋琢磨してよりよい結果が得られる場合もありますが、本作では競争が激化することで起こる問題が取り上げられています。

社会に影響を与えた作品を見たい人

本作の影響で、韓国では現場実習生の保護を強める職業教育訓練促進法の一部改正案(通称:次のソヒ防止法)が議決されました。

ただ、チョン監督が以下のように述べてる通り、法案の成立にすんなりと至ったわけではないことに注意が必要です。

本作の公開後、「次のソヒ防止法」という通称で呼ばれた一つの法案が国会を通過したことには、非常に嬉しい気持ちがある一方、複雑な気持ちもありました。

じつは、この法案は、この映画によってつくられたものではありません。ソヒのモデルとなった方が亡くなったのが2017年でしたが、その後、2021年10月にも現場実習生が死亡する事件がありました。そのときにも全国的に話題になり、国民が怒り、法案が発議されました。

しかし、一時期は関心が高まるのですが、すぐに人々の気持ちが離れてしまう。その法案はずっと国会を通過できず、きちんと議論もなされず保留されたまま、消滅の危機に瀕していました。

しかし、本作が公開されたときに、まるでこれが最後のチャンスだと言わんばかりにある国会議員が「次のソヒ防止法」という名前をつけて国会に再提起したことで、ようやく幸いにも与野党の合意を得て可決に至りました。

彼女の死は防げたのではないか。韓国映画『あしたの少女』監督が向ける社会と幼き者たちへのまなざし | CINRA

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⑥『凶悪』

『凶悪』の概要

予告編

基本情報

製作国日本
公開年2013年
上映時間128分
原作新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』
監督白石和彌
脚本高橋泉、白石和彌
音楽安川午朗
出演者山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキーほか
もとになった事件上申書殺人事件(1999-2000年)

あらすじ

※冒頭約40分のあらすじです。

殺人や強盗などの罪で死刑判決を受けた須藤純次(演:ピエール瀧)から出版社に手紙が届く。

記者の藤井修一(演:山田孝之)が話を聞きに行くと、須藤は誰にも話していない3件の殺人の余罪があることを明かす。

3件の殺人の首謀者は須藤が「先生」と呼ぶ人物で、「先生」が捕まらずにのうのうと娑婆(しゃば)で生きているのが許せないため手紙を出したという。

「先生」は木村孝雄(演:リリー・フランキー)という不動産ブローカーで、須藤の証言をもとに調査をすると、事件の周りから木村の名前が次々に出てくる。

藤井は、借金の返済のために木村たちに殺されたとみられる牛場という男の家族を訪ねるが、「父は自殺だ」と突っぱねられる。

こんな人におすすめ

日本で起きた凶悪事件の映画化に興味がある人

本作は日本で実際に起きた殺人事件をもとにつくられています。

登場人物の名前こそ変更されていますが、その他は原作であるノンフィクション書籍『凶悪 -ある死刑囚の告発-』を尊重しています。

日本で起きた凶悪事件は、なかなかもとの事件を明言して映画化されることは少ないため、貴重な作品です。

とにかくダークな作品が見たい人

本作は予告編で受ける印象よりも、はるかに残酷で重い内容になっています。

ひたすらにダークな作品が見たいというときにおすすめです。

いい感じのタイミングで見てください

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現実に起きた事件をもとにした映画のまとめ

↓各項目をタップ・クリックすると、その項目まで戻ります

現実に起きた事件をもとにした映画6選

①『パトリオット・デイ』
 ボストンマラソン爆弾テロ事件を題材にした、エンタメ性の高い作品。

②『チェンジリング』
 失踪した息子を探す、母親の愛情にあふれた作品。

③『聖地には蜘蛛が巣を張る』
 イランのジェンダー問題を浮き彫りにする、リアルさにこだわった作品。

④『薬の神じゃない!』
 白血病の薬を題材にした、メリハリのきいた作品。

⑤『あしたの少女』
 競争社会で起きた悲劇をもとにした、韓国社会に影響を与えた作品。

⑥『凶悪』
 日本で起きた凶悪事件をもとにした、ひたすらにダークな作品。

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