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おすすめのスリラー映画6選(ホラーなし)

映画作品

今回は、ハラハラドキドキが楽しめるスリラー映画をご紹介します。

ホラー的な要素はない作品ばかりなので苦手な方はご安心ください!

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①『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』

『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』の概要

予告編

基本情報

原題Eye in the Sky
公開年2016年
上映時間102分
監督ギャヴィン・フッド
脚本ガイ・ヒバート
音楽ポール・ヘプカー、マーク・キリアン
出演者ヘレン・ミレン、アラン・リックマン、アーロン・ポール、バーカッド・アブディほか

あらすじ

英・米・ケニア軍合同で、ケニアのナイロビに潜伏するテロリストを捕獲する作戦を実行することになった。

英国軍のパウエル大佐(演:ヘレン・ミレン)はそのテロリストたちを6年間追跡しており、作戦の指揮をとる。

英・米軍はドローンを用いての偵察を行い、ケニア軍が英・米軍からの情報をもとに突入し捕獲する予定だった。

しかしテロリストたちは予期せぬ移動を行い、突入が難しい地域に入ってしまう。

甲虫型の小型ドローンでテロリストたちが入っていった家の中をのぞくと、テロリストたちは自爆用ベストなどを準備し、まさに自爆テロを決行しようとしていた。

パウエル大佐は今すぐドローンからヘルファイアミサイルを発射し攻撃すべきだと主張するが、攻撃の際に民間人が巻き添えになるため、軍と政府で激しい議論が交わされる。

こんな人におすすめ

戦地における議論を見たい人

本作はテロリストへの対処という軍事問題を扱っていますが、戦闘ではなく議論がメインの作品です。

どのように作戦を行うかの議論や、決定した作戦を政府に納得させるための議論など、状況の変化に応じてさまざまな議論が行われます。

また、低音が効いたうねるような音楽が、答えの出ない議論の悩ましさをより一層感じさせます。

ドローンを使用した戦争について考えたい人

ドローンはパイロットを必要とせず、遠隔地から操縦可能で、人間が入り込めない場所に到達できる非常に強力な兵器です。

強力であるがゆえに、本作のような作戦が実行可能となり、難しい判断が要求されます。

ドローンを用いることの強みと問題点がどちらも描かれた作品です。

以前では不可能だった作戦が「できてしまう」ことが新たな問題を生みます

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②『ナイトクローラー』

『ナイトクローラー』の概要

予告編

基本情報

原題Nightcrawler
公開年2014年(アメリカ)
上映時間118分
監督ダン・ギルロイ
脚本ダン・ギルロイ
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演者ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ、リズ・アーメッドほか

あらすじ

ルイス(演:ジェイク・ギレンホール)は定職に就かず、盗んだ銅線や金網を売って生活していた。

ある日ルイスは、道路上で燃えさかる自動車をビデオカメラで撮影しているパパラッチたちを見かける。

彼らはその映像をテレビ局に売っており、ルイスはニュース番組でその映像が流れるのを見る。

ルイスは自分もパパラッチとして活動を始め、試行錯誤の末、発砲事件の被害者を至近距離から撮影することに成功する。

その映像をテレビ局に持ち込み、ディレクターのニーナ(演:レネ・ルッソ)に映像を買い取ってもらう。

ルイスはアシスタントとしてリック(演:リズ・アーメッド)を雇い、より過激な映像を求めて違法行為も辞さない取材活動を行うようになっていく。

こんな人におすすめ

不気味な男に惹かれる人

ジェイク・ギレンホールが演じる主人公のルイスがとにかく不気味です。

ビジネスに関する考えをベラベラ喋りますが、インターネット上の言葉の受け売りばかりでルイスの人間性が見えてきません。

一方でパパラッチの仕事を進める行動力はすさまじく、警官に怒鳴られても物怖じせず貪欲に過激な映像を求めます。

ある面では有能なんですよね

パパラッチの仕事について考えたい人

ルイスは法や道徳を気にせずパパラッチの仕事を行うようになっていきます。

本来であればルイスは許されないことをしているわけですが、「過激な映像を撮る」という点においてはプラスに働いています。

そのようなところに注目すると、パパラッチという仕事についてのあり方を考えさせられます。

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③『クーデター』

『クーデター』の概要

予告編

基本情報

原題No Escape
公開年2015年
上映時間103分
監督ジョン・エリック・ドゥードル
脚本ジョン・エリック・ドゥードル、ドリュー・ドゥードル
音楽マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
出演者オーウェン・ウィルソン、レイク・ベル、ピアース・ブロスナンほか

あらすじ

アメリカ人のジャック(演:オーウェン・ウィルソン)は、妻のアニー(演:レイク・ベル)と娘2人を連れ、仕事のために東南アジアの某国を訪れる。

空港へ到着すると迎えの車が来ておらず困惑するが、飛行機内で知り合ったハモンド(演:ピアース・ブロスナン)に助けてもらい、ホテルに到着する。

次の日、ジャックがやって来た国で首相が暗殺されクーデターが起きる。

ジャックがクーデターのことを知らずにホテルの周囲を散策していると、突然警官隊と暴徒の集団が現れ、警官の発砲を機に衝突が始まる。

巻き込まれそうになりながらも何とか逃げ出したジャックは、宿泊先のホテルの前で暴徒がアメリカ人を殺害しているのを見てしまう。

こんな人におすすめ

リアリティのある逃走劇を見たい人

この作品は、「訪れた異国の地でクーデターが起き、過激な外国人排斥が始まる」という実際に起こりかねない危機を描いており、主人公たちは安全を求めて脱出を試みます。

よくある逃走劇のように、主人公たちの命だけを積極的に狙う勢力がいるわけではありません。

だからこそ、「どこで誰に殺されるかわからない」という緊迫感が生まれ、上質な作品に仕上がっています。

家族の絆が描かれる作品が好きな人

『クーデター』では、主人公たち家族4人の深い絆がさまざまな場面で描かれています。

ジャックとアニーが恐怖心と戦いながら、家族を守るためにあらゆることを試みる姿勢が感動をもたらします。

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④『トゥモロー・ワールド』

『トゥモロー・ワールド』の概要

予告編

※英語版です。

基本情報

原題Children of Men
公開年2006年
上映時間109分
原作P・D・ジェイムズ『人類の子供たち』(小説作品)
監督アルフォンソ・キュアロン
脚本アルフォンソ・キュアロン、ティモシー・J・セクストン
音楽ジョン・タヴナー
出演者クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、クレア=ホープ・アシティー、キウェテル・イジョフォー、マイケル・ケインほか

あらすじ

2027年、英国のエネルギー省に勤めるセオ(演:クライヴ・オーウェン)は、爆破テロに巻き込まれかける。

18年前から人類に子どもが生まれなくなり、世界中が恐慌状態に陥っていた。
英国は移民を取り締まり、軍事力で人々を押さえつけていたが、テロが多発している。

爆破テロの翌日、セオは外国人の人権を求めるテロ組織「フィッシュ」に拉致される。

連れて行かれた先でセオは、元妻のジュリアン(演:ジュリアン・ムーア)と再会する。
ジュリアンは「フィッシュ」の指導者だった。

そこでセオは、不法入国者のための通行証を融通してくれとジュリアンに頼まれる。

その不法入国者はキー(演:クレア=ホープ・アシティー)という女性で、彼女には大きな秘密があった。

こんな人におすすめ

ディストピア作品が好きな人

『トゥモロー・ワールド』では人類が生まれなくなった未来の世界を描いています。

希望が失われた世界で、何とか秩序を維持しようとする英国は、軍事力を用いて人々を弾圧します。

「フィッシュ」というテロ組織の主張が「外国人の人権を求める」という穏当なものであることが、この世界の終末感を象徴しています。

舞台が2027年なのでもう少しで追いついてしまいますね

ワンカットの長回しによる臨場感を味わいたい人

この作品ではワンカットの長回し(実際にはカットが割られているが、ワンカットに見えるように編集されている)による印象的なシーンが複数あります。

特に物語終盤には6分を超えるワンカットシーンがあり、没入感を高めます。

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⑤『セルラー』

『セルラー』の概要

予告編

※英語版です。

基本情報

原題Cellular
公開年2004年(アメリカ)
上映時間95分
監督デヴィッド・エリス
脚本クリス・モーガン
音楽ジョン・オットマン
出演者キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス、ウィリアム・H・メイシー、ジェイソン・ステイサムほか

あらすじ

高校の科学教師であるジェシカ・マーティン(演:キム・ベイシンガー)は、自宅に押し入った男たちに誘拐され、見知らぬ家に連れて行かれる。

ジェシカはその家の一室に放り込まれ、外から施錠され監禁される。
部屋にあった電話機は男によってハンマーで破壊されてしまった。

ジェシカは壊れた電話機のコードの先端を繋ぎ合わせ、ランダムな番号へ電話をかけることに成功する。

電話はライアン(演:クリス・エヴァンス)という男につながる。

最初は状況を伝えても本気にしてもらえなかったが、監禁されている部屋に入ってきた男に脅され泣き叫ぶジェシカの声を聞き、ライアンはようやく深刻さを悟る。

こんな人におすすめ

ブレイク前のクリス・エヴァンスを見たい人

クリス・エヴァンスは『アベンジャーズ』シリーズ(マーベル・シネマティック・ユニバース)のキャプテン・アメリカ役で大ブレイクを果たしました。

『セルラー』はキャプテン・アメリカ役を始める7年前の作品です。

公開時23歳のフレッシュなクリス・エヴァンスの活躍を楽しめます。

携帯電話を駆使したスリラーに興味がある人

「壊れた電話機を修理して、たまたまかかった見知らぬ相手にすべてを託す」という状況から物語は始まります。

その後も携帯電話の特徴を活かした展開が繰り広げられます。

テンポのよい作品を見たい人

『セルラー』は開始から約4分で誘拐が完了する、ものすごいテンポのよい作品です。

早すぎて笑えます

全編95分という短い時間に多彩なシーンが詰め込まれているため、ドキドキ感が損なわれずにエンディングまで駆け抜けていきます。

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⑥『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』

『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』の概要

予告編

基本情報

原題The Killing of Kenneth Chamberlain
公開年2019年(アメリカ)
上映時間83分
監督デヴィッド・ミデル
脚本デヴィッド・ミデル
音楽ギャレット・ビーロウ、スティーヴン・“キング・ラック”・ウィリアムズ
出演者フランキー・フェイソン、スティーブ・オコネル、ベン・マーテン、エンリコ・ナターレほか

あらすじ

2011年11月19日午前5時、双極性障害(いわゆる躁うつ病)を持つケネス・チェンバレン(演:フランキー・フェイソン)は、医療用の通報装置を誤って作動させてしまう。

通報先のオペレーターが電話をかけるがケネスは眠っていて応答できなかったため、警官が安否確認のためにケネスの家を訪れる。

ケネスは通報が間違いであることを伝えるが、警官は納得せず家に入れるよう要求したため、徐々にお互い感情的になっていく。

こんな人におすすめ

実話をもとにしたスリラーを見たい人

『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』は2011年に実際に起きた事件がもとになった作品です。

いろいろな属性への差別意識が事件の背景にあるため、そういった社会問題を考えたい人にもおすすめです。

「こういう属性の人はこうだ」という決めつけが怖いですね

リアルタイムで進行する物語が好きな人

もとになった事件は約90分間の出来事であり、本作は全編で83分なので、ほぼリアルタイムで物語が進行します。

小さなすれ違いが徐々に深刻な事態へと変わっていくため、非常に切迫感があります。

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おすすめのスリラー映画まとめ

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おすすめのスリラー映画6選(ホラーなし)

①『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』
 戦地におけるドローンを取り上げた、戦闘ではなく議論がメインの軍事スリラー。

②『ナイトクローラー』
 ジェイク・ギレンホールが報道パパラッチの不気味な男を演じる作品。

③『クーデター』
 異国の地で起きたクーデターによる危機から脱出する、家族の絆を描いた作品。

④『トゥモロー・ワールド』
 人類が生まれなくなった未来の世界が舞台のディストピア作品。

⑤『セルラー』
 携帯電話がカギを握る、非常にテンポがよいスリラー。

⑥『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』
 実際に起きた事件をほぼリアルタイムで描いた作品。

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